ゼロから教えた子が、黒帯になる
その子が、「有難う御座います」と、はにかんで私に言う
怯え、泣き、くじけたりしていた子が
その瞬間、私の今までの苦労は全て、とても良き楽しかった思い出となる
子は嬉しいだろう
親も嬉しいだろう
私も、嬉しい
凄く嬉しい
私は
偉い人に評価されなくていい
高い立場になんてならなくていい
大人同士競いあう暇があるのならば、子に寄り添っていたい
私は、末端でいい
そして、子が喜ぶ姿を、少しでも近くで応援したい
達成した喜びを、共感したい
そして、全ての経験が、子の未来の糧となるように