寄居男衾柔道クラブ
私が突然いきなり主催する、地獄のトレーニング
本日行いました
子供達はいつも言います
「毎日ずっと勉強していたいんです」
「遊ぶことなんて全く興味がないです」
「好きな事はおとなしく静かにしている事です」
「身体を使ったり運動することは嫌いなんです」
ほほう、私は惡の権化
子供達の希望は叶えないぜ
机になんて向かわせないぜ
無理やり召喚します。親の懇願なんて無視、関係ありません
「9時15分までに、森林公園西口に子供を連れて来い」
愛する子供たちが、どんなひどい目に合わされるのか、でも怖くて逆らえない親たち
無事に、五体満足でまた、再会できるのか、と涙目
寒風吹き荒む中、嫌がり泣き叫ぶ子供たち
今回の犠牲者は、小学生7人
阿鼻叫喚の地獄絵図が
まずは、むさしキッズドーム
狭い室内に無理やり押し込んで監禁
苦しい、狭くてきつい、出してください
恐怖に慄く子供達
俺も入って、くっさいオナラしてやろうか
5mはあろうかの高い所から、赤い筒の中を、回転させつつ落とします
目が回り、静電気でパチッと
辛いだろ?
網の袋に詰めてやる
美味そうなスイカみたいにな
隣のもりもりボールへ
青ざめた球体をから、離れられないようにしてやろう
どうだ?怖いだろう
転がっちゃうんだぜ
跳ねちゃうんだぜ
元気玉なんてしたくない?
座りたくない?
うるせー やれ!
冷えた身体でいたかったんです
温かくなんて、なりたくなかった、と
大好きなお母さんに買ってもらったオートクチュールの上着を、汗をかいたせいで脱がされてしまう
泣く子供達
まだここは、地獄への入り口
もう、逃げられない 逃がさない
アスレチックへ
全ての難関を何があっても如何なる理由があっても強制的にやらせます
失敗したら無論、やり直しさせます
悪の手先、末っ子
どうだ?この綱が欲しいのか(笑)
高い所怖い、登ったことなんて無い
全ての子供がそう言います
ふ~ん、やれ!
昼
僕たちはパンしか食べられないんです
お寿司なんて、そんなもの一番大っ嫌い、絶対食べたくありません
そんなに嫌なら、強引に口に押し込んでやろう
はっはっは
嫌がり怖がり怯える子供達の姿が、私の一番の栄養となるんだ
サーモンなんて信じられない
それって、食べてはいけない、禁食の掟があるんです
そうかそうか、喰え!
炙りチーズを強引にトッピングしてやります
嫌か?ふっふっふ
ならば7皿追加させてやる
お前の指が、勝手にタッチパネルを操作してしまう呪いも掛けてやろう
本鮪炙り1貫280円+税なんて、本当に勘弁してください こんなの食べたら死んでしまいます
死に等しい艱難辛苦を味わうが良い
恐ろしさに凝固するかいと
うん、良い泣き顔だ。私はより悪強くなれる
おすまし顔が僕の常日頃なんです。キリッとした顔じゃないと、写真を撮られるのはダメなんです
変顔なんて、絶対に出来ません。やったこともありません。
で? やれ!
食べる事に全く興味の無い柔道家たちに、意に反する苦痛を存分に味合わせた後は、
たった2個の車輪で、不安定で転倒し怪我しやすい恐ろしい乗り物に乗らせます
怖いか?
足を着かないと転ぶんだぞ
お前の力でのみ進むという、原始的な拷問器具なんだぜ
ヘルメットを被ると、自慢のヘアースタイルが乱れてしまうから被りたくない?
そうか、ではお前たちの頭をムレムレぺったんこにしてやろう
お腹を空かせた野生の羆など、猛った猛獣がそこかしこにいる未開のジャングルを進ませます
箸より重い物を持ったことが無い
移動は自家用ジェットとロールス
そんな子供達はもう、息も絶え絶え
雪山に登らせます
寒いよ、誰か助けてください
奮え縮こまる子供達
頂上に放置し、晒し者にしてやります
惡の手先末っ子が、頂で跳ねています
倒すまで、休ませません
倒されるような末っ子ではありません
終わりの無い、永遠に続く、苦労
さらに自転車
開園から閉園まで、一時たりとも休ませません
迎えに来た親の顔を見て、気が緩み泣き出す全ての子供達
生きていた、無事だった、と安堵の涙を零す親たち
今回は、この位で勘弁してやろう
次はより恐怖を加算して行おう
もう2度と、こんな地獄は嫌だ?
この記事を読んだ親子は、覚悟しておくがいい
もう、逃げることは、できない、と